Happy KARATE

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ジャカルタ・ナイト2

ロビーに降りるとデニーが手招きしている。
夜10時。少し遅い気もするが明日は土曜日だし問題ないか。フライトは確か夜中だったし。
エントランスで待っていた日産リヴィナに乗り込む。
ハンドルを握るのは昼、僕を誘った年長の男、バヌー。
助手席に知らない若者。
「ああ、紹介するよ。彼はウィサ。友達なんだよ」
デニーの友達ということはデニーと同い年くらいか。
「デニーってさ、そういや幾つだっけ?」
「25歳だよ」
25歳。そんな若かったのか。外国人の年齢は本当に分からない。
バヌーは40代半ばだと思っていたが、案外僕と同じ30代なのかもしれない。
バヌーがアクセルを踏み、僕ら男4人は夜の街を突き進む。

「でさー、クラブっていうけど、結局なんなの?」
車内。やっぱりなんとなくもやもやしている僕は聞いてしまう。
「日本でクラブっていうとどんな感じなの?」
とウィサ。
「うーん、種類によっていろいろかな。若い人が踊るだけのところもあれば
女の人が隣に座ってお酒をつくってくれるところとか」
「タイのゴーゴーみたいなのはないの?」
「うーん、あるかもしれないけどメジャーじゃない」
「ふーん、でもこれからいくところはそれら全部のmixtureだと思えばいいよ」
mixtureね。まったく検討がつかない。
そもそも日本ですらここ10年近くナイトクラブと呼ばれるようなところに行っていない。

15分ほど走るとクラブ「CROWN」の駐車場に着いた。
「さあ、はじまるぜ」とウィサ。
「カバンは車内に置いて行った方がいい。あとドラッグの売人が近づいてきても
絶対に相手しちゃだめだよ」とデニー。
バヌーは車のキーをじゃらじゃら弄びながら黙々とエントランスに向かっている。
僕は財布と携帯をズボンの前ポケットに押し込んで後をついていく。

エントランスで5万ルピーを支払って扉の向こうへ。
タバコの煙、人いきれ、バンドの音圧が一気に顔に押し寄せる。
中はかなり広い空間で、中央にステージ、それを取り囲むように数十の丸テーブルと腰掛け、端にはバーカウンターがある。
チケットはワンドリンク込みらしく、ウィサが4人分のビールをもって来る。
とりあえず乾杯して、周りをゆっくり観察してみる。
テーブルに座っている人もいるが、「Reserved」の札が立っていて誰もいないテーブルも多い。
客はほとんどローカルの人だろうか、外人は見当たらない。
女性の格好は日本のクラブで見かけるのとそう変わらない。というかギャル風の
女の子も多い。年齢層は結構若めだ。ま、僕はどうせここでは外人だし30超えてたところで
分かりゃしないだろう。こっちの人には。

「さてと。テーブルなんだけどオープンするかい?」
デニーが尋ねてくる。しばらくする内にどんどん混んできたし確かにテーブルで
ゆっくり飲りたい。
「だけど、ほとんどのテーブル、Reservedになってるよ?」
「ああ、だからさ、あれボトルを下ろすとテーブルオープンしてくれるんだ」
「なるほど」
「俺とウィサとmoogで30万づつ出さないか?」
とデニー。もちろんせっかく来たのだから30万ルピーなら出そう。
なぜ、バヌーが出さないのか、年長だからなのか、それは良く分からないが。
ウィサが店員を呼んで何やら話しかけるとほどなく僕らはテーブルに案内された。
サラリーを考えると30万づつシェアというのはなんだか申し訳ない気がして、
けれど割り勘を申し出てくれた彼らのホスピタリティに感動したというのもあって、
でも全額出すのもなんだか金満日本人みたいでちょっと嫌だったので僕はとりあえず
ウィサに50万ルピー渡す。

ステージでは生バンドの演奏が終わって、5名の女性がステージにあがる。
別のバンドかと思ったら音楽に合わせて服を脱ぎ始めた。
なるほどストリップか。
男だけの空間でストリップというのはなんだか納得いくが若い女性が客としてたくさん
来ている中、ストリップというのがなんだか場違いな感じで面白い。
「なあ、moog、あの5人の中だったらどれがタイプ?」
ウィサがしきりに聞いてくる。なんか変なノリだ。
「うーん、左から2人目かな」
と酒を飲みながら答える。エロ本を見て興奮している高校生みたいな気分だ。
ステージの女の子を見てどれがいいだなんて、別に自分のものになるわけでもないのに。
苦笑いしながら酒を飲んでるといきなり左から2番目がステージを降りて僕の腰の上で
腰を振り出す。僕は動揺したけど気づくと女の子のおっぱいを自然につかんでいる。
人間そんなもんだ。
ウィサがしきりにどいつがタイプが聞いてたのはこれが目的だったのか。
もちろんおっぱいくらいで大満足とはいかないけど、何よりこういう心遣いが嬉しいではないか。

なんだか楽しくなってきて、踊り狂う。酒をかっくらう。
また踊る。限度を忘れて飲む。すごく楽しい、楽しい、けど。
。。。気づくとトイレの便器でくそしながら寝ている。
外からデニーの声。
「おーい、moog大丈夫か?」
「アイム、オーケイ」
なんとか立ち上がろうとしたとき、自分のうんこの匂いで思わず吐く。
吐く。
ふー、はー。
「ナーウ、アイガットリカバード」

トイレを出てフロアに戻る。
そういやバヌーは踊るでもなく終始たんたんと飲んでいる。
相当強いようだ。
僕はといえば、完全に酒が抜けたのだけど、一応用心して、緑茶を飲みながら
踊りまくる。相変わらずステージではストリッパーたちが踊っている。
周りを見ると、男女が適当にくっついている。案外そういうのに奔放な国なのか。
デニーもウィサも周りの女の子とそれなりに楽しそうにしゃべっている。
しかし僕のような日本人は現地の女性にどう思われてるんだろう?
そもそもムスリムの国だよな。一度セックスしたら結婚?
日本でも外国でもかっこいいなんて言われたことないし。っていうかインドネシア語できないし。いやー言葉覚えてくれば良かったかな?でもこの雰囲気で踊ってるだけでも結構楽しいし、それでいいじゃないか。。。

「なあmoog、あのさこの子がさmoogに興味があるって言ってるんだけど」
とデニー。デニーの横に現地人の女の子。それも相当僕のタイプだ。
片言のインドネシア語で自己紹介してみる。
「私の名前はペピ」
相手はにっこり笑ってそう言った。その顔をみた瞬間、タイプってついさっき表現したのが
申し訳ないくらいもう全身に鳥肌が立っていて、頭のてっぺんから射精してるみたいな感じになって。
そして僕らは店を出た。
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  1. 2008/05/29(木) 05:50:23|
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ジャカルタ・ナイト1

ホテルのガードに起こされて目が覚める。
ロビーでうとうとしていたのは実際は1分くらいだと思うが、ここインターコンチネンタル
はロビーで一瞬でも眠るのを許さない方針らしい。
時計を見ると夜の9時35分。
時間に対する考え方は国によってまちまちだが、9時にロビーで待ち合わせだから
さすがに遅刻といってもいいだろう。もっともそれを責める気もないんだけど。
ただ昨日、今日とずーっとしゃべり続けて、さすがにちょっと疲れている。
ロビーで眠れないなら部屋でうとうとしたい。
携帯を取り出してデニーに連絡する。
「デニーさあ、今どこ?」
「ごめんごめん、道が結構混んでるんだよ」
「分かった。じゃあ、俺部屋で待ってるからホテル着いたら電話くれる?」
「オーケイ」
電話を切ると立ち上がって部屋に向かう。
途中、さっき僕を起こしたガードと目が合ったので(部屋で寝りゃいいんだろ、ばーか)
って内心毒づいてみたがもちろん向こうは気づく筈もない。

暑い。夜になっても湿気を含んだ熱気がまとわりついてくる。
部屋に戻ってベッドに横になると目をつぶる。
21日の水曜日に夜にジャカルタ入りして、木、金とデニーたちと終日打ち合わせ、
明日土曜日には帰国だ。
きっかけは今日の昼、デニーたちと昼飯を食っている時に現地人の中でも年長の
ちょっと不良風おやじのバヌーが発した一言だった。
「そういや、moog明日帰るんだよな?」
「ああ」
「で、moog、ナイトクラビングは好きか?」
「え、いやちょっと良く分からないけど、それって面白いの」
「最高だよ」
周りを見るとデニーもにやにやしながらうなづいている。
ナイトクラブという言葉の意味は分かるけれど、こういう国でそれが何を意味するのか
良く分からない。いわゆる買春の類いならちょっと遠慮したい。
「面白そうだけど、お金かかるの?」
そう聞いてみると、彼らは「大してかからない、ディスコみたいなもんだもん」という。
で、好奇心には勝てず。。。というかOKと返事をする間もなくバヌ-が
「じゃあ、9時にお前のホテルにピックアップにいくから」
と言ってそれで全てが決まった。

ジャカルタ。思っていた以上に発達した街だ。
バリ島には何度か行ったことがあるから、ジャカルタもバリ同様のどかな田園風景が広がっているんだろうと勝手に想像していたが、実際はシンガポールの風景に近い。
ビルが建ちならび、多くの車が行き交う。
道路も整備されていてバリはインドネシアの中では地方都市なんだと思い知らされる。
さらにバリでは色んな人が口を揃えて
「ジャカルタは治安が悪い」
「ジャカルタの人間は人を騙すことしか考えてない」
などと言っていたからかなり警戒していたのだが、実際はバリみたいにしつこい物売りが声をかけてくるなんてことはもちろんなく(路上の物売り自体それほど見かけなかった)、道を聞いてもみんな親切に教えてくれる。くる前にあれほど身構えていたのは何だったのかと拍子抜けした。

遠くで電話が鳴っている。
どうやらまた眠ってしまったようだ。受話器を取る。
「やあデニーだ。遅くなって悪い。今ホテルのロビーに着いた。さ、行こうぜ」
  1. 2008/05/27(火) 06:26:45|
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誕生日に抱く決意

5/11が誕生日だった。
久しぶりの日記の書き出しがこれだと、
「ああ、おめでとうってコメントが欲しいんだな」
と思われそうで嫌だけれど、でも一方でこういう話題で何もコメントがつかないと
きっと寂しいなと思うんだろう。
何度か書いたけれど、日記ってプライベートな部分を他人に詮索されたくない僕みたいな
人種には不向きな表現方法だと思うのだけど、そういう人種ほど外に向かって何かを表現
したいという欲望が強い気がするので困ったもんです。そもそもこの文章だっていっちょまえに「読み手」なんかを意識して書いてる時点で、
「moogよ自意識過剰にもほどがあるぞ」
ってなもんですよ。
そういう意味で他人に公開する日記なんてものはそれ自体、矛盾の固まりだと思ったりします。日記に限らず世の中矛盾だらけですけどね。フランス人とか。

5/11で、
・一の位と十の位の数字は共に素数
・一の位と十の位の数字の和がある自然数nのべき乗に等しい
・一の位と十の位の数字の積で始まるタイトルの曲がある
そんな年齢を迎えた僕ですが、日々だらだらテレビを見たり、エロなこと考えたりして
無為に生きていくってのもあれなので次の誕生日までにやっておきたいことを書き出しみたりしたいと思うのです。
中には今すぐ実現可能なものもあるでしょうが、こういうのって書いておくととりあえず
やらなきゃって気分になると思うんですよ。なにやらそういうテーマの映画も公開されてる
みたいですしね。

・遅ればせながらエヴァンゲリオンのTV版を借りてきてみる
→大学時代、まわりが盛り上がっているところ、斜に構えて見なかったため気になってしょうがないんですよ。内容が。

・小説を書いて何かに応募する。
→何かってのが曲者ですが、賞とかイベントとかないといまいちモチベーションあがらないと思うんですよね。ミステリとかのが文筆業としてやっていきやすいんですかね。

・鳥取にいく
→何もなさそうじゃないですか。ここ。

・名古屋に行く
→名古屋、なんか好きなんですよね。山本屋の味噌煮込みを食べ続けたいもんです。

・ギターを始める
→持ってるんですけどね。弾けたらやっぱりかっこいいとおもうんですよね。

・知り合いをあと5人増やす。
→少ないかな。いやこの歳で5人知り合い増やすのって結構大変だと思うんですよね。

・あと10kgやせる。
→ええ、15kg体重落とした僕がさらに10kg、うーん、落とせないことはないか。
少なくとも8kg。。。どんどん弱気になりますが。赤いパンタロンが似合うそういう男に
私はなりたい。

・有名人とコンタクト知り合いになる。
→誰がいいかな。意外と僕のまわり有名人っていないんですよね。今日派遣の女の子が
「前の職場で、昔、戦隊もののピンクを担当してた女性がいたんですよ」
とか言ってたのがなんだか羨ましくて。湯名人とかならその辺にいそうなんですけどね。

*書いてみると案外やりたいことってないんですよね。これが。

・中央区の寿司屋で「適当においしいもん出してよ」とか言いながらお任せでうまいものを食べる
→相場感はこの前つかんで予算的には問題なさそうなのであとは度胸だけです。

・クラブに行ってみる
→東京でクラブに行ったのはもう8年近く前の恵比寿のMILKが最後じゃないだろうか。
懐かしい。今でもあるのかあるんでしょうか。誰と行ったかもよく覚えてないけど、
気づいたらラリッタ女の子にちゅーされてました。いい思い出。

・最近流行の音楽を研究してみる
→音楽の雑誌なんてしばらくご無沙汰ですが、はやりものを調べて聞いてみるのも
いいかもしれないです。

・目標に縛られすぎず、悩まず、なんでもすぱすぱ諦める姿勢を一年間貫いてみる。
→上でやってみたいことを列挙しておきながら、出来なくても諦める姿勢だなんて。
でもね、決めたことを生真面目に考えすぎていつもスタックしてしまうのが僕の悪い
ところなんですよね。ええ、確かにじゃあ上に書いた目標ってのはなんだったのかって
話ですが、結局のところやっぱり人生って矛盾してるんですよ。やっぱり。
そんなことを考える35歳の夜。
  1. 2008/05/13(火) 00:45:15|
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