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2万円をめぐる偽善とプライド

土日は東京を離れていて、昨日、つまりは日曜日の夜、羽田行きの飛行機で帰ってきた。
空港で羽田行きの飛行機を待っていた時のこと、カウンターのANAのスタッフが

「羽田行き○○便ですが、席数を上回る予約があり座席が足りない可能性が出て参りました。このあとの△△便へ変更いただけるお客様を5名様ほど募集しております。なおご協力いただきましたお客様にはご協力金といたしまして1万円をお支払いたします」

と言っている。
一本後のフライトにするだけで1万円ならなかなかいい話ではないか。
普通の人は日曜日の夜は出来る限り早く家に帰りたいとか、いろいろな事情があると思うけど僕の場合は帰って誰かが待っているわけでなく、ただオナニューして寝るだけなんで
一本フライトを遅らせるなんて痛くも痒くもない。
カウンターの前に列をつくる。

が、僕の前であえなく終了。
「ご協力いただきましてありがとうございます。5名様のご協力いただきましたので一旦
受付を終了させていただきます」
とANAのスタッフ。ま、実際こうやって人を募集しても実際は座席が準備できてフライト変更の必要がなくなるってことも多いって聞いているんで、しょうがないかって気を取り直してゲートに足を向ける。もう搭乗が始まっていて乗客がぞろぞろとゲートをくぐるのが見える。で、ちょっとカウンターに目をやるとANAのスタッフがひっきりなしに電話したり動いたり慌ただしい様子だ。
(もしかしたらもう一度フライト変更の協力を依頼するかもしれない)
となんとなく思ったのでカウンター前でぼーっとしていると、ANAのスタッフが
「荷物のお預けがないお客様でフライト変更にご協力いただける方は。。。」
どうやら、機内に運び出した荷物がある客のフライト変更が難しい状況なので、新たに
荷物の預け入れがない人を募集しているようだ。
ラッキーとばかりカウンターにフライト変更してもいいよと伝える。

どうやら僕の乗る予定だった○○便の座席はは他の乗客に無事行き渡ったらしく、
ほどなくカウンターのお姉さんに呼ばれて、変更後の△△便のチケットと協力金を受け取る。
やっぱ1万円はでかい。ちなみにお金を受け取るときに同意書にサインさせるのはさすが。
「誰がフライト変更してやったんだよ!」とか1万円を受け取った後でもごねるお客がいると困るからね。

同意書にサインしているとカウンター内が慌ただしい。
「△△便は座席の不足が予測されます。ただいま翌日の早朝便へのフライト変更にご協力いただけるお客様を募集しております。ご協力金は2万円です」
なに、変更後の△△便もオーバーブッキング。ここでまた僕が申し出れば+2万で合計3万円なのか?一瞬申し出ようかとおもうが、翌日の仕事に差し障るのでパス。

とその時、カウンターにサラリーマン風の男が近寄り一言。
「△△便、オーバーブッキングみたいだけど、座席の調整がつかないとどうなるの?」
カウンターの中のお姉さんは、忙しいところなんだか禅問答みたいな質問をぶつけられてちょっと意表をつかれた顔をしている。ていうかさ、このおじさんそれを聞いてどうするんだ?
「あのー、ただいま座席の調整をしているところでございます」
とANAのスタッフ。そうだよな。そう答えるしかないでしょ。いろいろ手段はあるだろうが
このサラリーマンのおじさんに全てを明かす必要なないだろうし。
するとこのサラリーマンが更に一言。
「だから、もし座席の調整がつかない場合、飛行機は飛ぶんですか?飛ばないんですか?」
このおっさんは何が聞きたいのか?あふぉ?そんなことを僕は思う。
ANAのお姉さんも忙しいときにさらに面倒な質問をぶつけられてちょっと迷惑そう。
「飛ばないかどうかはまだチェックインされていないお客様がいらっしゃいますのでなんともいえないのですが、ただいま座席の調整をしているところでして。。。」
そう答えるしかないよな。ANAの人も。つーか聞いててめんどくさいおっさんだな。ほんと。すると更におっさんが一言。
「いやねー、飛行機が飛ばないっていう事態がおこるんだったらいろんな人に迷惑かかっちゃうから、フライトを明日に変更してもいいと思ってるんだけど。。。」

は?意味が分からん。
最終的にどういう事態になるか確定していない状況で、リスクを最小限にとどめるために
フライト変更が可能な人を募集しているのに、最終的に飛行機が飛ぶのか飛ばないのか質問するのは頭が悪いとしか思えない。
というか「AならばB」のAにあたる部分がおよそ予想不可能だから、Bの部分をどう処理していいかANAの人も分からないじゃないか。
このおっさんはリアルであふぉなのかなーと思ったのだが、後から考えるとこういうことじゃないかと思うのだ。
つまり、
・おっさんは協力金の2万円が喉から手が出るほど欲しい。
・だけど2万円目当てに協力を申し出ていると思われるのはしゃくだ。
・全乗客を「フライト中止」という最悪の事態から救い出す、という大義名分でならフライト変更してもいい
こう思ったに違いない。でなければこの男の意味不明のやりとりが説明出来ない。
しかし自分のプライドのためとはいえ、なんたる偽善。他の乗客のことなんか考えてないくせに!忙しそうなスタッフを捕まえてまでこんなやり取りをするのだからたちが悪いぜ。

2万円、額としては大きいし、つべこべ言わずにただ
「私、明日にフライト変更できます」
と何故言えないのか不思議。
いや、やはりお金の力は大きいのか。
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  1. 2008/03/25(火) 00:45:53|
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