Happy KARATE

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

岐路

僕の話ってわけではない。

高校時代の水泳部のメーリングリストがある。
もっとも皆それぞれ仕事を持ったりしていて、月5、6通のメールがやりとりされる程度だ。
昨日何気なくメールを見ていたら、Tのメールに目が止まった。
本文は何気ない近況報告だったが、シグネチャにひっそりと、
---------------------------------
今年も公認会計だめやったー
---------------------------------
と書いてある。

Tとは予備校も一緒、大学も一緒だった。
僕は法学部、Tは工学部だったけども。

卒業して、Tは金属系の会社に就職した。
僕はSEになった。
2年後、Tは会社を辞めていた。
「俺、公認会計士目指すわ」
と彼は言った。
羨ましかった。勇気があると思った。

2年で辞めた人間が再就職するのは大変だ。
2年ではキャリアとカウントされないだろうことは、いくら当時未熟な僕でも分かった。Tも承知していたはずだ。
Tは退路を断って、夢を追うという。
Tなら受かると思った。

あれから7年。
まだ受かってなかったのか。

偽善者みたいでちょっと嫌だったが、シグネチャの中にあったTの携帯に電話してみた。Tに電話するのは2年振りくらいだろうか。

「おお、お前生きてんのか?」
「なんや、moogか」
「今年も駄目やったらしいやないか」
「そうやねん」
「で、お前どうすんねん?」
「とりあえず就職活動してる」
「おお、そうか。結構厳しいやろ?」
「そうやなー。普通は採らへんよなーやっぱり」

大変だと思う。
就職活動も並の大変さじゃないだろう。
僕が転職活動をやったときはリクルートエイブリックなど転職エージェントの世話になったものだが、聞くと転職エージェントへの登録も断られる状況らしい。

本音をいえば、Tにはこのまま公認会計士を目指してほしいところだが、いろいろ事情があるのだろう。
実家で親のせわになりながら勉強をする心苦しさとか、彼女に対する後ろめたさ、同期がみんな社会人でそれなりに仕事をこなしていることへの焦り。。。
僕だったら、得体の知れない不安に押しつぶされているかもしれない。

実際は会社員なんてたいしたことないのだ。
人事、広報、経理、情報システム。。。いろんな仕事があるけれど、どれもこれも誰にでも務まる仕事だ。
僕はずっと情報システム関連の仕事で、
「手に職があっていいねー」
とか言われるけれど、自分でそういうふうに思った事は一度もない。
誰にでもできる仕事だ。
Tにだって出来るはずなのだ。

電話は一時間ほど続いた。
アドバイスできそうなところはアドバイスしたし、何も言えない時はただただ、Tの話に耳を傾けた。

僕だっていろいろ考える。
10年後の自分がイメージできなくて、今月は転職活動しようかと思ったりもしている。

誰もが迷う年代なのか。

スポンサーサイト
  1. 2005/09/29(木) 23:38:46|
  2. 未分類|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:7
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。